水 H2O 2005 7 12

 水が、水素と酸素で構成されていることは、ご存じだと思います。
その比率は、2対1です。
 だから、水素と酸素を、2対1の割合で、容器に入れれば、水ができるか。
実は、これでは、何も起きません。
 それは、人間と同じで、
「あの二人は、いつか結婚するだろう。しかし、見ていて、じれったい」という場合があります。
このような場合、仲人が、二人の仲を取り持って、結婚へ導くでしょう。
 実は、水素や酸素も、仲人が必要なのです。
水素と酸素を、容器に入れて、閉じ込めたら、火をつけるのです。
つまり、火花を使うのです。
 こうすると、容器の中で、爆発が起き、
水素と酸素が、仲良く合体して、水となります。
 基本的に、水素も酸素も、原子レベルでは存在しません。
ともに、分子レベルで存在しています。
しかし、分子同士で、合体というわけにはいかないのです。
 こういう場合、水素と酸素が合体するには、一度、原子レベルに分解する必要があります。
そこで、火花というエネルギーを使うのです。
 ところで、水は、燃えるか。
燃えるかもしれません。
 火山で、水蒸気爆発が起きる時、膨大なエネルギーが発生します。
もちろん、これは、水が燃えているというより、
水素原子や酸素原子の「激しい衝突」が起きているのだと思います。





















































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